オセロとチェスは心理戦の王道ゲーム
オセロとチェス、細かなルールは違えど心理戦のボードゲームとして将棋と並び広く愛されているゲームです。オセロは陣地を広げるのに対し、チェスは将棋と同じく相手の王(チェスはキング)を取ります。基本的に相手の次の一手や数パターン先の手を予想して戦略を立てます。
相手に戦略を読まれないようにするのも楽しみの1つです。
オセロで勝つには角を取られないようにします。しかし、角に気を取られているだけでは勝てません。できるだけ早いうちに角を取り、内側を埋めていくのが理想です。相手は角を取られないようあらゆる邪魔をしてきますので、それをどう回避しながら角近くまで埋めていくかを考えます。
簡単に言えば、相手を焦らせミスさせることが勝利への近道なのです。
チェスは将棋と比べて縦横1列少ない盤面でコマを動かすゲームです。駒が動ける範囲に相手の駒があると取れるのは将棋と同じですが、取ったり取られたりした駒は将棋と違って盤上に置くことはできません。
一度盤上から取り除かれると、ゲームが終わるまで使うことは不可能です。
残った駒で相手のキングを取るよう工夫します。相手のキングを取れる位置に自分の駒を置いた時は「チェック」、キングがもう逃げられないよう追い詰めた時は「チェックメイト」と声を出します。チェックメイトが出た時点でゲーム終了です。
自分のターンに相手からチェックされず、動かせる駒がなくなった時は「ステイルメイト」を宣言します。
ステイルメイトは公式戦では引き分け扱いですが、非公式戦でのルールは決められておらず、引き分けになったり、宣言した方の負けになったりとゲーム開始時に決めておくことが一般的です。